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10月18日(土)、19日(日)だいまるきょうとっこがくえん「宮大工さんの気分でヒノキの鳥居をつくろう!」
今回は今回は10月18日(土)、19日(日)だいまるきょうとっこがくえん「宮大工さんの気分でヒノキの鳥居をつくろう!」でお世話になります、京都市の鞍馬近くにある有限会社匠弘堂さんを訪ねてきました。
京都の浄土宗本山知恩院での新法務棟の新築工事や今宮神社の大鳥居の修理、高山寺金堂の修理、直近では沖縄の首里城正殿復元プロジェクトに参加されるなど、全国の神社仏閣の新築や修理、復元に携わっておられます。
信仰を支える建物を新たに生み出すとき、設計図をもとに宮大工が実物大の屋根の曲線を「原寸図」に起こし普請の第一歩が始まります。
そして、宮大工自らの目で確かめた材木を丁寧に刻み、百年二百年と愛されることを目指して、精魂込めた技術を惜しみなく注ぎ込んでいきます。
建物を長く持たせるために構造・継手仕口(つぎてしくち)・工法を徹底的に吟味します。さらに、吉野桧(よしのひのき)を中心とした国産材を使用することにより、確かな技術と品質だけでなく歴史や環境も守ります。
木と木をつなぎ合わせる継手の技法も活用されてます。
金輪継ぎの方法で、古材と新材を強固につなぎ合わせます。
ここまできれいに鉋削りができるには修行が必要です。
「匠弘堂」さんはこれからも100年先200年先を見据えた伝統建築を継承する人材育成の場として、志のある若者を一人前に育てられています。
匠弘堂で働くお兄さん・お姉さんに、いろいろと教わってみましょう。